函館協会病院 看護部

部署紹介

回復期リハビリテーション病棟 (3階東病棟)

自宅や社会復帰を目標にしている患者・ご家族を、チーム一丸となって
笑顔で支えリハビリを提供している病棟です。

 3東病棟は、脳血管疾患や骨折・廃用症候群などにより身体機能の低下をきたした患者様に集中的なリハビリを提供し、日常生活能力を向上させ早期に社会や家庭に復帰して頂く事を目的にケアを提供している病棟です。医師・看護師・介護福祉士・管理栄養士・社会福祉士・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が協働し、リハビリテーションプログラムを考えた集中的な訓練と日常生活に近い場面での訓練を病棟でも行なっています。患者様やご家族の退院後の思いや希望を傾聴し、合同カンファレンス内で関わるスタッフ全員と共有し、どのようにリハビリを進めていく事が一番良いのか今後の方針を考えながら取り組んでいます。社会福祉士が中心となり、退院後に患者様が利用される福祉用具や福祉サービスについてもリハビリ・看護師が患者様の希望を傾聴しながら相談し、退院へ向けた支援をしています。また、入院生活を少しでも楽しく笑顔で過ごして頂けるよう介護福祉士を中心に、アクティビティケアも積極的に取り入れており夏祭りやクリスマス会なども行なっています。多職種が協働しながら患者様・ご家族を支える笑顔で活気ある病棟です。

医療型療養病棟 (4東病棟)

患者さんや御家族の思いに寄り添った心の通う看護・介護を提供します

 4東病棟は脳疾患後の後遺症や加齢による筋力・嚥下機能の低下などから、何らかの医療的な看護を必要とし、在宅や施設での療養が困難な患者さんが入院しています。コミュニケーションを取ることが難しく、日常生活全般において介助を必要としている高齢の患者さんが多いのが特徴です。看護師は長い経験で培った確かな技術力や、老年看護の知識・観察力・判断力に優れており、介護福祉士もケアスキルが高く、明るく活気のある病棟です。最近では新型コロナウィルスにより面会が制限され患者さんや御家族も不安や寂しい思いをされていると察しますが、当院ではオンラインによる面会も実施していますので御利用していただければ幸いです。この病院に来て良かったと皆様に満足していただけることを励みにしてスタッフ一同協力して頑張っています。緑いっぱい広がる競馬場を眼下に望むことができる最高のビュースポットで、安心・安全・安楽な療養生活を送っていただけるよう、癒しと思いやりを持った質の高い看護・介護の提供を目指しています。

障害者一般病棟 (4西病棟)

患者さんの苦痛や異常を早期発見し、
快適に過ごしていただけるよう多職種との連携を図ってケアしている病棟です。

 4西病棟は、病床数50床の障害者一般病棟で、国が定める難病疾患を抱える患者さんやリハビリ目的で入院された患者さんが入院している病棟です。疾患としてはパーキンソン病、脊髄小脳変性症、多発性硬化症などの進行性の疾患や、脳梗塞後遺症による意識障害、脊髄損傷などです。リハビリ目的の患者さんには安全にリハビリを行ってもらうために各種検査を行い、検査が無事終了しリハビリを継続的に行っていけるよう援助させていただいています。また、看護・介護スタッフは意識障害・身体障害のために発語ができない、思うように身体を動かすことが出来ない患者さんに、どのような方法でケアを行うことが患者さんの思いに添うことができるのかを考えながら日々のケアを行っています。自ら訴えることができない患者さんのニーズをいかに早く正確に察知し、安全で快適な入院生活を過ごしていただくかを常に意識し、患者さんの僅かな変化から苦痛や異常を早期発見・アセスメントし、主治医や多職種と連携して治療やケアにつなげています。業務は大変ですが、みんなで力をあわせて患者さんのためにという思いで頑張っている病棟です!

急性期一般病棟 (5東病棟)

専門職として、根拠のあるケアの提供に努め、信頼される「思いやりのある看護」を展開します

 5東病棟は、函館競馬場が一望できるロケーションに位置した、急性期疾患の治療、回復を目的とした病棟となっております。主に内科、外科、整形外科、歯科口腔外科の混合病棟で、外科疾患や骨折などで検査、手術が必要な患者さん、慢性疾患の急性憎悪で集中的な治療が必要な患者さん等を受け入れています。病気の治療と並行して、可能な限り早期からリハビリテーションを行い、病状の回復、社会生活の場への復帰を支援しています。患者中心のサービスであることを認識し、医療者側に対する患者さんの期待と満足に答えられるよう看護スタッフ一同、日々奮闘しております。患者さんがこの病棟に入院して良かった、この看護師で良かったと感じてもらえるよう「エビデンスに基づいた信頼されるケアと、思いやりのある看護」を展開していきたいと考えております。

障害者一般病棟 (5西病棟)

1人1人の思いに寄り添い、その人らしい入院生活を支えていきます。

 5西病棟は、障害者施設等一般病棟で、重度の肢体不自由者・重度の意識障害者・脊髄損傷等の重度の障害者・パーキンソン病や神経難病等に罹患された患者さんに入院していただく病棟となっています。また一般患者さんも入院されており、回復期リハビリ病棟や地域包括ケア病棟でリハビリを開始する前にスクリーニング検査を行い、安心してリハビリが継続できるように支援しています。患者さん1人1人の思いに寄り添い、患者さんの心身の状態に合った看護・介護を提供し、医師やリハビリスタッフとも連携しながらその人らしい入院生活が送れるようにしていきたいと考えています。最近は新型コロナの感染対策で面会が制限され、ご家族のサポートが得られにくい状況にありますが、心のこもった丁寧なケアを心がけ、少しでも患者さんやご家族に喜んで頂けるように努めていきます。

外 来

来てよかった と思ってもらえる外来をめざしています
~患者さんの思いに寄り添い、不安や苦痛を軽減できるような対応を心がけています~

 外来は最初に患者さんが訪れる場所で、医療や看護の質を印象付ける大切な部署です。患者さんを温かく迎え、安心して診療や検査が受けられるように、日々接遇を大切にしています。また、患者さんの状況をよく観察しニーズに応えられるよう、自己研鑽の努力も続けています。当院の外来は、内科(消化器科・循環器科)・外科・整形外科・歯科口腔外科の診療科と中央処置室・内視鏡センター・化学療法室・健診センターがあります。当外来には、糖尿病療養指導士、消化器内視鏡技師が在籍し、病気と向き合い、生活や仕事、治療を安心して続けられるように患者さんと一緒に考えサポートしています。科毎の特殊性はありますが、外来診療がスムーズに行われるよう状況を把握し、診療時にはなるべく同席し、病気の理解や不安がないかをお聞きしています。また、住み慣れた地域で安心して療養生活を送れるよう、病棟や多職種と連携が取れるよう心がけています。外来は子育て中のスタッフもおり、勤務時間も様々ですが、日々リリーフ体制を取り協力し合っています。そしてワークライフバランスを意識し働きやすい職場環境を目指しています。ご不安なことや相談したいことがありましたら、お気軽に外来看護師までお声がけ下さい。

入退院支援室

入院決定時から退院まで、患者さんとご家族をサポートいたします。

 入院調整部門は看護部内にあり、地域連携室、リハビリテーション部門と協力し、転院してくる患者さんや急な入院となった患者さんの入院の調整を行っています。病棟と患者さんの病状、ADL等を確認し、どの病棟に入院していただくことがよいのかを検討し、日程等を外来・他院・施設と調整しています。病棟も満床の時があり、お待たせすることもありますが、できるだけ早期に転院が出来るよう各部門と協力し合いながら調整を図っていきたいと考えています。まだまだ不慣れなところもありますが、看護部理念の思いやりのある看護の窓口として頑張っています。転院等でご不明な点がありましたら気軽にご相談ください。

中材・手術室

 当院の手術室では、消化器外科・整形外科・歯科口腔外科の手術を、医師、看護師、歯科衛生士、臨床工学技士、放射線技師がチームとなって行っています。手術を受けるということは、ほとんどの患者様にとって未知で不安なものです。その漠然とした不安を理解し、患者様が安心して手術が受けることが出来るよう手術室スタッフが術前・術後の患者訪問を実施し、良好な信頼関係を築くための努力をしています。安全・安全な看護提供でき、円滑に手術が遂行されるように1チームを心がけています。また、中央材料室では、診療や手術の際に使用する器械、診療材料を洗浄・滅菌しています。患者様に安全・安心な物品を提供するために、厳しい目をもって対応しています。手術があった際には、手術室スタッフと協力し、適切な環境が提供できるように清掃を行っています。中材・手術室は少ない人員ではありますが、そこを強みとしチームワークで日々看護ケアを実施しています。