暑さも和らぎ、朝晩は少し肌寒さを感じるようになってきました。
今年の夏は蒸し暑い日が続きました。暑さで食欲が落ちてしまった方も、これからの季節はしっかりと食べて体力を戻しましょう!
さて、今月は23日に行事食を行いました。
メニュー(常食)
・ちらし寿司
・すまし汁
・鶏肉のロール焼
・和え物
↓函館短期大学 食物栄養学科の2年生2名が実習に来ており、ちらし寿しの盛り付けと行事食カードを作ってくれました!
左が表面、右が裏面です。夏をイメージしたデザインで、裏面には水ようかんが♪
カードは患者様にも好評でした!
お粥の方にはこちら↓
和風粥です✨
~ちょっと小話☕~
「えだまめ」
子どもから大人までみんな大好きな枝豆は夏から初秋にかけてが旬ですね!
枝豆は大豆になる前に収穫されたものであることはご存じでしょうか?
たんぱく質が豊富で「畑の肉」とも呼ばれる大豆の若いものが枝豆ですから、枝豆にもたんぱく質が豊富に含まれています。ビタミンB1とB2などのビタミンも豊富です。また、カリウムを多く含んでいるため、体内の水分量を調節し、むくみの解消にも良いです。夏バテの原因である栄養不足の解消や、疲労回復に効果的です!そして、お酒のおつまみによく食べられている枝豆ですが、枝豆のタンパク質に含まれるアミノ酸の一種「メチオニン」はビタミンB1、ビタミンCと共にアルコールの分解を促し、肝機能の働きを助けてくれるため、飲み過ぎや二日酔いを防止する働きがあります。
お酒のつまみにはぴったりですね!!
枝豆の品種は現在400種類以上あります。
晩夏の方が旨味や味が濃くなっていきますので、今時期の枝豆はとてもおいしいですよ!
塩ゆでして食べることが多い枝豆ですが、飽きてきたらフライパンで作れる焼き枝豆はいかがでしょう?焼くと味が凝縮されてよりおいしくなります。
是非お試しください!
○焼き枝豆
・枝豆 …200g
・食塩(洗う時用)…小さじ1
・食塩(味付け)…小さじ2/3
・油(サラダ油、ごま油、オリーブオイル等 どれでも)…小さじ2
*ごま油やオリーブオイルの方が香りが付いておいしいです
① 枝豆をボウルに入れ、洗う時用の食塩小さじ1をまぶし、枝豆同士をこすり合わせるようにして塩もみした後、水で汚れと塩を洗い流してザルに上げる。
② 枝豆の両端をキッチンバサミで切り落とす。(時間が無ければ省略可)
③ 枝豆を再度ボウルに入れて今度は味付け用の食塩小さじ2/3を加え、枝豆全体に行き渡るよう混ぜます。
④ フライパンに油を引き、ヘラなどで全体に伸ばしたら枝豆同士が重ならないようにフライパンに並べ、フタをして強火にかける。
⑤ フライパンが温まったら弱めの中火に落とし、7-8分くらい焼きます。しっかり焦げ目がついたら裏面も焦げ目がつくように混ぜてあと5分程焼いたら完成です。
熱々でも良いですが、冷めてからの方が枝豆の味がはっきり感じられておいしくなりますよ!
皆さま、夏の疲れを残さないようにしましょうね!