リハビリテーション科では、月ごとに患者さんと季節の作品づくりを行っております。
今回は、節分が近いということで
口を開けた赤鬼と青鬼を制作しました!
鬼の口へ投げ入れる豆まで患者さん手作りです!
皆さん通るたびに、「鬼は外ー!」と言いながら
豆で鬼を退治してからリハビリ室に入室していました。
さて、ここで豆まきについての豆知識です。
立春の前日である節分に豆まきを行うのは、
「豆を投げて邪気や魔物を追い払い、新しい年に幸運を呼び込むため」だそうです。
つまり、豆は鬼を追い払うための道具なのです。
豆が使われてきたのは、
「魔物の目をめがけて豆を投げれば、魔を滅ぼす」
ことから、
「魔目(まめ)」=「豆(まめ)」
という理由があると言われています。
さらに、豆まきでまいた豆を食べるのは
「福を取り込んで、1年間健康に過ごせるように」
という願いが込められています。
新年の厄除けを願って、年齢よりも1つ多く豆を食べます。
ただ、地方によっては年齢に合わせた数や、2個多く食べるところもあるそうです。
このような豆や豆の食べ方を「福豆」「年取り豆」といいます。
食べきれないときは、熱いお湯を注いで飲む「福茶」にしていただく方法もあります。
福豆を体内に入れて、家族の健康や幸福を願いましょう!
また、節分の豆まきで使われる福豆は、本来は升に入れて神棚にお供えします。
升を使うのは、「力が増す」という言葉にかけて縁起がよいと考えられているためです。
豆まきの順番ですが、
まずは、おうちの玄関や窓を開けて「鬼は外!」と言いながら豆まきをスタート!
お部屋の奥から窓や玄関の方へ鬼を追い出すようにしていき、
最後は玄関も窓も閉めて「福は内!」と言いながら、
お部屋の中に豆をまいて福を呼び込みます。
ちなみに、落花生を使用するのは北海道・北陸・東北だけらしいです、、、!
次回は、ひなまつり作品の制作を予定しています。
おたのしみに!