紅葉シーズンですね!
当院正面の木々も見事に紅葉しています。
院内の廊下や病棟でも患者様が作った色とりどりの葉っぱが飾られていて、紅葉狩りができます!
さて、文化の日の行事食をご紹介します。
メニュー(常食)
・太巻き寿司
・いなり寿司
・すまし汁
・擬製豆腐
・和え物
・果物(オレンジ)
擬製豆腐(ぎせいどうふ)と、太巻き・いなり寿司の助六寿司です!
お粥の方は、和風粥です!
~ちょっと小話☕~
『 助六寿司 』
いなり寿司と海苔巻きを折り詰めしたものを「助六寿司」と呼びますが、なぜ助六寿司と呼ばれているか知っていますか?
助六とは、江戸時代の「助六由緑江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)」という市川團十郎家の歌舞伎十八番が由来といわれています。主人公の助六は、仕事で吉原に出入りしているうちに吉原の人気花魁の“揚巻”と恋仲になります。揚巻の「揚」を油揚げ、「巻」を海苔巻きに例え、洒落で「助六寿司」と呼ばれたようです。
ちなみに、「助六由緑江戸桜」のあらすじは、源氏の武士である曽我五郎宗が家宝の「友切丸」を探すため、吉原で「助六」という名で刀を持つ相手を挑発して喧嘩を吹っ掛け、相手に刀を抜かせて探し回ります。江戸一番の枠でいなせな色男の助六は、そのうちに吉原最高級の遊郭・三浦屋で一番の花魁「揚巻」と恋仲になります。横恋慕する白髭の金持ち「意休」は揚巻に相手にされず、助六を挑発し喧嘩を仕掛けますが、抜いた刀が実は探していた友切丸で、刀を取り返すというお話です。
江戸時代から人気のあった助六寿司。
文化の日に食べたい料理の1つですね!