寒くなりましたね。朝なかなか布団から出られない毎日がはじまりました。
雪虫も見かけるようになり、冬が近づいているのを実感します。
雪虫の寿命は1週間しかなく、熱に弱いので、人の体温でも弱って死んでしまうそうです。
しかもオスの成虫には口がなく、何も食べることなく死んでしまうとか・・・
子どもの頃学校帰りにふわふわの雪虫をよく捕まえて遊んでいましたが、1週間しかない命なのになんと残酷なことをしていたのでしょう・・・
さて、今月は10月12日に行事食を実施しましたのでご紹介します!
メニュー(常食)
・炊き込みご飯
・すまし汁
・鶏肉の照り焼
・すり身の煮物
・酢の物
すり身はふわふわで味が染みておいしかったです。
炊き込みご飯は具沢山でした。
~ちょっと小話☕~
「朝ごはんを食べていますか?」
厚生労働省の「国民健康・栄養調査(平成29年度)」で成人における朝食の欠食率は平成19年以降、男性15%程度、女性10%程度で推移しています。
「欠食」とは、「菓子、果物、乳製品、嗜好飲料などの食品のみの場合」、「錠剤などによる栄養素の補給、栄養ドリンクのみの場合」、「何も食べない」に該当した場合をいいます。毎朝菓子パン1つだけだったり、フルーツやスムージーだけでは“欠食扱い”ということになります。フルーツやスムージーは体に良さそうなイメージが強いですが、これだけだとエネルギーとたんぱく質が足りません。朝食欠食する人は自律神経が乱れやすく、午前中体温が上がらない、集中力が続かない、疲れやすいといったデータがあります。また、欠食することで肝臓で中性脂肪やコレステロールが過剰に作られるようになり、血清コレステロール・中性脂肪が高くなるリスクもあります。
1日の始まりの朝食も主食(ご飯、パンなど)、主菜(肉、魚、卵、大豆製品など)、野菜が揃ったバランスの良い食事を心がけましょう。
~朝食事を作る時間がない方へのポイント~
<自宅編>
野菜たっぷり具沢山のみそ汁を夕食に多めに作っておきましょう!
翌朝に温めればすぐ食べられます。これにご飯と、納豆や生卵、鮭フレークなどを合わせれば、朝に調理はほとんどしなくてOKです。インスタントみそ汁でもフリーズドライの具沢山タイプがたくさん出てきていますので、常備しておけば作れなかった時の強い味方になります。
朝はパン派という方はパンにハムやチーズを挟んで、野菜を何か一緒に食べましょう。
サラダが用意できない時はすぐに洗って食べられるミニトマトやきゅうり、または野菜ジュースがあると便利です。
<外食・中食編>
外食で朝食を食べるときには、ぜひサラダや野菜の小鉢をセットにしましょう。
コンビニで買うときはおにぎり(鮭、ツナマヨなどたんぱく質の多い具を選ぶ)やサンドイッチにサラダや野菜ジュースを付けるようにすると栄養バランスが良くなります。
*糖尿病や高血圧などの疾患がある方は、主治医や管理栄養士に相談してください。
しっかり朝食を食べれば自律神経が整います。体温が上がって朝から活動的になり、夜に自然と体温が下がって眠くなるので質の良い睡眠へとつながり、翌朝すっきり目覚められます。
1日の始まりは朝ごはん!!
ゆっくり朝ごはんを食べるために、あと少しだけ早起きしてみてはいかがでしょうか?