函館協会病院

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令和5年 春の作品紹介 🌸

 

今月は、冬が終わり春を迎えたので桜を制作しました。

 

 

最初の頃に比べて、徐々に創作活動に参加してくださる方が増えてきています。

さらに、病室のベッド上などで行ってくださる方が増えて離床する機会が増えてきました。

 

4月は春の始まりを伝える気候の季節であり、月末には行楽シーズンへ突入いたします。

今回は、数ある行事の中でお花見の桜についてお話しようと思います。

 

 


 

桜に関連する豆知識を、1つ、2つ。

 

桜の葉には、「クマリン」という毒があることを知っていますか?

桜の葉が散ると地面に毒をまき散らし、雑草が生えるのを阻害してくれるのです。

そのため、桜の木の下には雑草が少ないんですね。

そこまで毒性が高くないので、桜餅に巻いて食べるのは問題ないそうです。

むしろ、抗菌作用もあるので他の細菌から守ってくれるとのこと!

 

そして、桜餅から香る独特な匂いの正体は、この「クマリン」の匂いなのでした。

 

次に、三色団子についてです。

三色団子は、豊臣秀吉が考案したと言われています。

豊臣秀吉が「女性に喜んでもらえるような、花見に合った可愛らしい団子を」ということで

提案されたのが「三色団子」だったそうです。

 

三色団子と言えば、ピンク・白・緑ですよね。実は、それぞれに意味があるんです!

ピンク→春、白→冬、緑→夏だそうです。おや?秋がありませんね。

「秋がない→飽きない」ということで、「飽きることなく食べられる」という意味を込めた

昔のお団子屋さんの商売戦略だったそうです。

 

 

コロナ禍も3年目で徐々に落ち着いてきましたね。

都心などでは規制が緩和した場所も出てきていますが、函館はどうなるでしょうか?

今年は、お花見を楽しむ方がたくさんいると思いますが

まだまだ感染も油断できない状況ですので注意しながら楽しんで下さいね。