紅葉がピークを迎え、当院の正面のイチョウの木も綺麗に色付いています。
さて、11月3日は文化の日!行事食をご紹介します!
メニュー(常食)
・太巻き寿司
・いなり寿司
・すまし汁
・擬製豆腐
・和え物
・果物(キウイ)
文化の日恒例の擬製豆腐(ぎせいどうふ)!
精進料理の一つです。
↑お粥の方は和風粥です!
~ちょっと小話☕~
『 白菜 』
寒くなると鍋が食べたくなりますよね。
体が温まりますし、野菜や肉もたっぷり食べられます。
市販の鍋つゆも種類が増えましたね。定番の寄せ鍋、すき焼き、キムチ鍋の他にも、レモン鍋、カレー鍋、みそとんこつ鍋など・・・寒くなってくるとスーパーの鍋つゆコーナーが充実してて、楽しいです。
さて、みなさんは鍋にどんな具材を入れますか?
やっぱり白菜は外せませんよね!!
ということで白菜の栄養についてお話していきます。
白菜は95.2%が水分で、栄養があまりないと言われることもありますが、免疫力アップや風邪予防に効果的なビタミンCやナトリウム排出を促し、高血圧予防に良いカリウムが豊富に含まれています。100gあたり14kcalと低エネルギーで食物繊維が豊富なのでたくさん食べても太りにくく、体重が増えやすい冬にもってこいな野菜です!また、白菜に含まれるビタミンKがカルシウムの吸収をサポートしてくれます。白菜をシチューに入れると牛乳中のカルシウムの吸収が良くなり、水溶性のビタミンC・カリウムが溶け出ても汁ごと一緒に摂れるので、お勧めです。鍋に飽きたらぜひ白菜クリームシチューを作ってみてください!
*白菜クリームシチュー*
材料(2人前)
・白菜1/8株
・ベーコン 40g
・玉ねぎ 1/4個
・しめじ 1/3袋
・人参 30g
・バター 大さじ1と1/2
・にんにく少々(入れなくても可。お好みでチューブなら1~2㎝程度)
・薄力粉 大さじ2
・牛乳 200㏄
・水 100㏄
・コンソメ 小さじ1
・味噌(だし入りは不可) 小さじ1/2
・塩コショウ 少々
・あれば粉チーズと粉パセリ お好みで
○作り方
1.白菜は芯を2~3㎝幅のそぎ切り、葉はざく切りにする。
2.ベーコンは1㎝幅、玉ねぎは繊維に沿って薄切り、にんじんはイチョウ切り、しめじは石づきを取ってばらしておく。
3.深めのフライパンか鍋にバターとにんにくを入れて火にかけ、香りが出たらベーコンを炒める。
4.ベーコンがこんがりしてきたら玉ねぎ、にんじん、白菜、しめじの順に入れて野菜がしんなりするまで炒める。
5.薄力粉を具材に振りかけるように入れて、粉っぽさがなくなるまでよく炒める。
6.牛乳を50㏄ほど入れてよく混ぜ、水分がなくなったらまた50㏄入れて混ぜたら、残りの牛乳と水を加える。
7.コンソメと味噌を入れ、具材が柔らかくなるまで8~10分ほど弱火で煮る。底が焦げないように時々混ぜる。
8.最後に味を見て塩コショウを振って完成!
お好みで粉チーズと粉パセリを振ってください♪
1人前あたり
エネルギー:311kcal
たんぱく質:11.2g
脂質:21.3g
カルシウム:264mg
塩分:1.55g
味噌が隠し味!コクが出ます。入れすぎるとしょっぱくなるので注意!
味噌の種類は赤みそ白みそなんでもいいですが、だし入りは使わないようにしてください。
市販のルーを使ってもおいしいです。カロリーオフしたい場合はベーコンをやめて鶏肉(皮無し)にしたり、低脂肪牛乳を使うと良いですよ!お好きな具材で作れますが、じゃがいもは牛乳で煮るとカルシウムの影響で柔らかく煮えないので、先にレンジ加熱や下茹でして柔らかくしてから煮込みの段階で加えましょう。寒い季節はあったか鍋やシチューでしっかり栄養を摂りましょう!