リハビリテーション科では、月ごとに患者さんと季節の作品づくりを行っております。
7月といえば、子どもたちが大好きな七夕ですね!織姫と彦星が年に一度だけ会える七夕物語の伝説は、多くの方がご存じかと思います。去年,一昨年とコロナ渦の影響で、子どもたちがお菓子を貰いにまわる「ローソクもらい」が中止となっていましたが、今年は開催され、町には子どもたちの楽しそうな声が響きました。一緒に回った保護者の方々は、子どもたちのパワーに圧倒され、大変だったかもしれませんね。
さて、ローソクもらいの風習について…(諸説あり)
最初は、その名のとおりローソクをもらいに回っていました。ではなぜローソクをもらうのかというと、ねぶた祭の山車灯篭に灯すローソクを集める為だといわれています。また、ねぶたの掛け声「ラッセーラー、ラッセーラー」は、七夕の囃子歌「ろうそく出せー出せー」がなまったものだそうで、次第にローソクだけでは子どもが満足しないだろうと、お菓子も配るようになったようです。函館の他、富良野市や室蘭市、根室市やその周辺の市町では7月7日に、その他の地域では、8月に行われ、七夕からお盆にかけて行われる地域もあるそうです。
さて、そんな七夕に合わせて、今月は入院患者さんと一緒に折り紙でたくさんの星を作り、その星を夜空に見立てた模造紙に貼って、天の川を作成しました。
もうひとつは、フェルトで織姫や彦星などの七夕飾りを作成し、リハビリテーション科の入り口に飾りました♪
ぜひ来月の作品も楽しみにしていてください!