本州は梅雨入りし、日に日に夏が近づいて来ています。
函館も朝晩の寒さが緩んで過ごしやすくなってきましたね。
さて、今月は6月14日に行事食をご用意いたしました。
メニュー(常食)
・五目いなり
・かっぱ巻
・すまし汁
・魚の味噌焼き
・炊き合わせ
・果物
当院は7日分の献立表を各病棟に掲示しておりますが、それとは別に月1回の行事食は案内ポスター(写真付き)を実施日2週間くらい前から掲示しています。
「いなり寿司を楽しみにしていた!」とたくさんの方から嬉しいお言葉を頂きました!
ありがとうございます♪
↑消化しやすい食事を食べている方にはこちらです。
・三食丼
・すまし汁
・炊き合わせ
・フルーツ缶
↑お粥を希望されている方にはこちらです。
・カニ粥
・すまし汁
・魚の味噌焼き
・炊き合わせ
・果物
~ちょっと小話☕~
これから暑くなる季節ですが、ウクライナ危機から全国的に節電要請が出ました。
北海道は全国的に見れば涼しい地域ではありますが、それでも毎年熱中症による救急搬送は多いです。総務省から発表されている「熱中症による救急搬送状況 都道府県別の年齢区分別、初診時における傷病程度別救急搬送人員熱中症」によると、令和3年5月1日~9月30日までの間に熱中症により救急搬送された人数は全国で47,877人。北海道が1,946人、そのうち高齢者が1,171人で、北海道も意外と多い印象です。さらに、どこにいるときに熱中症になっているかを見てみると、一番多いのが「住居」で北海道は1,018人でした。室内で動かずにいると暑さを感じにくく、さらに高齢者は喉の渇きを感じにくいため、熱中症になりやすいです。本格的に夏がきて暑くなる前でも、普段からこまめな水分補給が必要です。
基本的に普段の水分補給は水、お茶などでも良いのですが、普段から水分をあまり摂れていない高齢の方や、脱水症状が疑われるような場合の水分補給には経口補水液がオススメです。経口補水液は人の体液に近くなるように作られているので、飲んだ時に体に吸収されやすく、体の中に長く留まってくれます。経口補水液はスーパーやコンビニ、ドラックストアなどで販売されていますので、熱中症になった時のためにお家に置いておくのも良いですね。(糖尿病・高血圧・腎臓病などの疾患がある方はかかりつけ医にご相談ください)
北海道では家にエアコンが無い家庭も多いです。扇風機はエアコンより消費電力が少ないので、暑い日は我慢せずに扇風機をつけましょう。こまめに電気を消す、炊飯器の保温を長時間しない、冷蔵庫に物を詰め過ぎないなどでも節電になります。
今年の夏も元気に過ごしましょう!